ジャケからオシャレですね！！Self Ghostを彷彿とさせます。
1曲目はJinmenusagiさんをフィーチャーした「Burn' Em Up」。重いベースラインにフックではピコピコとした音が乗る、クラブ映えしそうなビートに乗せて、攻撃的なラップを繰り広げます。ツイッターで話題が先行したり、有名人との絡みが先行して、中身の無いようなラッパーを痛烈に攻撃する、たまらない曲。カッコいい曲をつくることで勝ち上がってきた自分自身の立ち位置をかみしめるようにラップし、フィーチャリングもバッチリで凄い仕上がりです。「So Good」は一転して、ヒップホップの枠を飛び出すような古き良きポップスを思わせるようなビート。フックも良い意味でポップスらしいメロディになっていて、爽快感のある楽しめるラブソングです。続いては45回転のピッチがたまらなくキュートなビートに乗せて、エロ動画のデータが消えたことについて唄う、こんなのまで出来るのかぁという、問題作の「Mr.Lonely」。動画があがったときから、コメントが沸いたり話題の作品でした。最後の曲の「Airplanes」は、フックの歌い直しも素晴らしくて、前向きでストレートな曲がカッコいい、昔ながらのNIHA-Cさんらしい曲です。
曲数も少ないぶん、1曲1曲色合いが違い、攻撃的なものから、切なく歌いあげる曲まで、いろんなNIHA-Cさんの面を楽しめます。ヒップホップの枠に収まりきらない音楽観と、ヒップホップに根差したリリック、一切外れのないラップがカッコいいNIHA-CさんならではのEPだなぁと思いました。
今後の活動がものすごく楽しみです！とりあえずバイブスコール！！
