2012年7月11日水曜日

放課後ラップというシーンがあるらしい

「放課後ラップ」ってなんか響きが楽しそうでよくないですか?

2011年の古い記事なんですが、Back to SchoolっていうDJユニット(SHINGOSTAR&YO!HEY!!)が
「放課後ラップ」と命名しているラップシーンを紹介していて、今日たまたまそれを読んだんですね。
(→そのインタビュー記事はこちら←)

サマソニ出演も決定していて名前は良く聞くけど、恥ずかしながら、数曲聴いたことがあるだけで、
どういう文脈の人物なのかもしらなかったMac Millerなんかも出てきておもしろいです。


サマソニのライナーには第2のエミネムみたいに紹介されてた気がするんですが、
曲調も違うし、よく分かんないなーと思ってたけど、
要は、アメリカの大学の友達同士や寮仲間で曲作って、PVも作って、
Youtubeにあげて遊ぶっていうようなシーンがあるらしくて、
そこから出てきた売れっ子がマック・ミラーらしいんですね。
(オチャラケキャラのような憎めない顔をしてます)

それって、もしかしてネットラップなのか!と思ったんですが、
大学の友達同士で遊びで作ってて、大学の他の友達にも聴いてもらいやすいだろうし、
身内のイベントとかではライブも物凄く盛り上がるだろうし、
リアルに根ざしてるところがやっぱ大きいですね。

大学の友達とかにラップやってるって言えてて、曲聴かせたりしてる人って、
ネットラップでどれくらいいるんでしょうね。
悲しくなりそうなので、考えるのやめましょう!

しっかり地元をREPしてて、例えばマック・ミラーだとペンシルバニアのピッツバーグなので、
wikipediaを見た感じBlack and YellowでおなじみのWiz Khalifaとかとも交流があるらしいです。

それで、この放課後ラップというシーンなんですが、
大学にも通っている、わりと裕福な家庭の子どもたちなので、
服もおしゃれ、PVもカラフルだったり、音楽面ではファレルやカニエなんかを踏襲しているらしくて、
聴きやすくて、独特の素人感も、なるほど大学生にウケそうだなって雰囲気があります。
あと、Youtubeでお馴染のダンスを背景としたものとかもあるみたいです。



日本でYoutubeをフル活用しているラッパーといえば、

Amebaと提携してFloatin' LabシリーズをやったSKI-HI
これは、意外とHIPHOP色強かったですよね。

あとは大月荘と組んだKLOOZ Movie Day
こっちは意外と放課後ラップに近い気もします。PVの遊びとかも含めて。



でも、放課後ラップって、もっともっとポップス色が強いんですよね。
RIP SLYMEみたいな曲調でPVつけてどんどんアップロードするラッパーって案外いないですね。

こんなのHIPHOPじゃないよ!!と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、
なんか凄い憧れる楽しそうな雰囲気だし、こういうのも意識して曲作っていこうと思います。
あと、何よりも動画が大事ですね!


最初に書いたBack to Schoolさんによる放課後ラップのミックステープが、
期間限定でEYES CREAMで配布されてます。聴いてるけど、やっぱ楽しそう。
(→こちら←)





最後に、以前あげた水星のRemixにAutoTuneかけたものもあげたので、
紹介します!