
どのくらい恐ろしいかと言うと、
まず、"Bang(バンッ)"をチーフキーフ(Chief Keef)は、「ばいん」と発音します。
さらに、Bang Bang(ばいんばいん)と曲中で連呼。
という程度の話なら良いのですが、チーフキーフ(Chief Keef)は、ギャングの抗争が激化するシカゴだけあって、物凄いギャングスタです。
チーフキーフ(Chief Keef) - Don't Like
もう身内を引き連れて、必殺影分身です。
Lil Jojoというビーフ中のラッパーが殺害されたときには、「あいつは俺みたいに成りたがっていたのに残念だな。ハハハ。」と死者を馬鹿にするかのようなツイート。こちらは当然批判の嵐にさらされた後に、真相は分かりませんが、ツイッターアカウントを乗っ取られていたというところに落着します。
Don't Likeのヒットを受け、同郷のカニエ・ウェスト(kanye west)にフックアップされて、一躍時の人となっても、チーフキーフ(Chief Keef)は「カニエのおかげで俺の名前が広まった訳ではない。俺はどのみち有名だったんだ。」と発言。
同じくシカゴ出身のルーペ・フィアスコ(Lupe Fiasco)が、チーフキーフ(Chief Keef)のような格好をしたギャングスタがうようよシカゴにいて、負の空気、悪い影響が連鎖しているのではないかと発言すると、Lupe Fiascoをツイッター上で脅迫します。
そんな怖いもの知らずの19歳の曲でも、
同じ曲で、物凄い歌詞でも、ポップにアレンジ出来るんですね。
RAq - 超キライ (G.O.O.D. ver. Don't Like Remix) by @raq_hiphop
ついでに。