2012年9月30日日曜日

America's Got Talent 2012が熱すぎる!!セミファイナル part2。

ここ数日、America's Got Talent 2012にハマりまくってます。
Britian's Got Talentのアメリカ版みたいな感じらしいんですが、

番組自体が面白いのか、アメリカ版の2012年だからこそ面白いのかはわかりません。

簡単に説明すると、才能発掘バラエティみたいな感じで、

1.有名なジャッジ3人が、アメリカ各地のオーディション(一般客有り)を周り、気になる人をとにかくラスベガスに呼び集めます。

2.ラスベガスでジャッジ3人(一般客無し)がもう一度パフォーマンスを見て、45組まで絞り落します。

3.ニューヨークでオーディエンスを前に準々決勝ラウンド、準決勝ラウンド、決勝ラウンドと毎週一般投票で数を絞っていきます。(優勝賞金1億?)

1の段階では、いろんな人たちが出てきます。
(a)目新しいことをする人(一発芸系、大道芸系、子供とか)
(b)そこそこ上手い歌手
(c)勢いがあって、会場を沸かせた人(グループダンスとかが湧きやすい)
の3パターンが通りやすいですね。

2の段階で、(b)と(c)のうち、実力不足なものがゴッソリと落されます。(a)はわりと残りやすいです。

3の段階になると、自分の才能をデカイステージ(ラスベガスでの決勝にふさわしいレベル)に昇華出来ているかなどについて、ジャッジが絶賛したり、酷評したりします。
一般投票ですが、ジャッジが好き放題言う内容も放送されるので、かなりジャッジの影響がデカイです。
2012年は、ジャッジも歌・ダンスにとっては厳しい年と言っていて、
例年と違い、"そこらのプロ"レベルだと、大道芸系などにどんどん食われて消えていきます。

あと、準々決勝あたりでは、危険さを楽ませるエンターテイナーとかも結構消えます。

消えて残念だったのは、

同業者の生存率が15パーセントしかないという、
人間キャノンボーラー(自分を大砲から打って遠くの安全ネットに着地する)のデイビッド・スミス

キンタマを打たれても、あまり痛くないという、意味不明な才能で、
ひたすらそれを芸に昇華させたHORSE



脱出系マジシャンのスペンサー・ホースマン
(実際はマジシャンというよりは、鍵の早外しで、目に見える形で明らかな危険から脱出します)

順番がスペンサー・ホースマンの後のダンスグループは、
ジャッジ「今、目の前で人が一人死にそうになったあとに、絶対安全なショーを見ても、やっぱり満足いかない」とか言われてて、順番の辛さがM1どころじゃありません。笑


そんくらいレベルが高い年らしいです。


で、2012準決勝のパート1進出者が、


Turf(ストリートダンス)
Joe Castilo(サンドアート)
Scott Brothers(ユニットダンス)
Andrew de Leon(歌手)
William Close(ミュージシャン)
Academy of Villains(グループダンス)
donovan and rebecca(ユニット体操)
Todd Oliver(腹話術)
Edon(歌手)
Tom Codder(コメディアン)
Bria Kelly(歌手)
Diddleman(奇術師)


ここまでくると、流石だな!なメンバーなので、ぜひ見たほうがいいと思います。



Turfは関節がぐにゃぐにゃありえない方向に曲がる、気持ち悪い技とストリートダンスを組み合わせるダンサーで、イーストコーストで一番のストリートダンサーだって自分で豪語する野心家。

Joe Castiloはたぶんイタリア系アメリカ人?で、光る台の上に砂を置いて、
いろいろなものを描いていくのをスクリーンに映し出す芸術家で必見です。

Scott Brothersは二人の息がぴったり合った動きをするユニットダンス

Andrew De Leonはビジュアル系の格好をした若者が、HalloweenやAngraをほうふつとさせる、
超ハイトーンボイスで歌うっていう。歌は素人なので言ってしまえばインパクト勝負ですが。

William Closeは会場全体に弦をはりめぐらせたアース・ハープなる楽器をはじめとして、
自分で発明した様々な楽器を、プロレベルのショーケースに仕上げる、ジャッジ3人とも激推しの優勝筆頭候補。ファッションもワイルドで、イケメンダンディーなおじさんです。

Academy of Villainsは、Youtube枠?か何かで準決勝で突然登場したのでよくわからないんですが、全員がピエロの格好で、よくシンクロされているダンスを踊ります。ソロもあったり。

Donavan and Rebeccaは夫婦ユニットで、サーカスと体操を織り交ぜたような、
派手で危険で、情熱的なステージングが痺れます。

Todd Oliverは、自分の犬にパクパクする装置をとりつけて、
人形ではなく犬で腹話術するというアイデア1本で勝ち上がってきて、
ジャッジのアドバイスもどんどん取り入れて、進化を重ねたオジサン腹話術師。
本人がパッとしないルックスのところを、犬という誰もが好きな動物を持ってくることで、
親しみやすさが上がっています。話すネタもおもしろいです。

Edonは個人的にはあまりパッとしてないのですが、ジャッジがずっと絶賛している子供歌手。
ピアノでの弾き語り、情熱的な歌、子供ならではの綺麗なハイトーンボイスが特徴です。
個人的には、Part2に残っているセバスチャン(マリアッチの子供歌手)が激推しなので、イードンはちょっとなーって感じです。

Tom Codderはベテランコメディアン。コメディアンはネタが半分くらい聴きとれないのが難点ですが、会場も沸いてて、たぶん凄い面白いんだと思います。審査員もwilliam closeの次くらいに推してます。

Brilla Kellyは、またYoutube枠?みたいなので、スウィフト・テイラーみたいな歌声です。
正直、ラスベガス予選、準々決勝で凄い才能持った人たちが消えていったのを見た後で、
準決勝から突然、上手いっていうだけの歌手が入ってきてもなんかなーって感じでした。
上手いのは上手いんですが、Spencer HorsmanやHORSEが消えた後に出てきて評価できる存在じゃとは思えないです。

Diddlemanは「心を読む」系のマジックを披露するマジシャン。
やらせではない証拠に、テレビの前のあなたの心を読みます的なのも織り交ぜてきたりして、なかなかおもしろいです。
ただ、マジシャンはどこまでラスベガスの大舞台にふさわしいショーに仕上げられるかが常に課題です。


才能あふれすぎ!おもしろい!